岡崎さんの介護職転職インタビュー 介護の求人情報なら介護職net

介護職 転職ストーリー

長く続けたいと思うのは、 必要とされているのが実感できるから。 サービス業勤務から介護職へ転職

アライブ世田谷下馬 介護リーダー

岡崎 聡美さん

高校では調理師の免許を取得し、その後、治験のデータ入力業務をするなど幅広い業界で活躍。自分のやりたいことは何なのか探している最中、祖母との暮らしがきっかけで、介護の世界へ。
在宅介護、デイサービスと経験を積んだ後、株式会社アライブメディケアに入社。現在は介護付有料老人ホーム「アライブ世田谷下馬」にて、介護リーダーを務める。

岡崎さんのヒストリー

25歳 データ入力の仕事
祖母との生活の中で、介護の仕事へ興味を持つ。
25歳 在宅介護へ就職
ホームヘルパー2級の勉強をしながら勤務。
26歳 デイサービスへ転職
知的活動を中心とした関わりに触れる。
29歳 老人介護施設へ転職
現職の株式会社アライブメディケアに入社。
33歳 介護リーダーに就任
現在、介護福祉士として活躍中。

介護職を目指したきっかけを教えてください

25歳の時、治験のデータ入力の仕事をしていて、実家を出て祖母と二人で暮らしていたんです。祖母は入院している祖父の介護をしていて、病院と家との往復を繰り返していました。そんな祖母は、周りとの接点がなく、社会生活から取り残されているように思えました。祖父が亡くなった時、何も残っていないように感じてしまったんです。
そんな祖母の体験から、可能性のある高齢者の方に何かできないかなと思い、介護職を選びました。

現在の仕事≪介護付有料老人ホーム≫に就きたいと思った理由はなんですか?

ここに入社するまでに、在宅介護、デイサービスを経験してきました。 在宅介護は、一対一で日常生活をサポートし、家族同然に過ごさせていただきました。デイサービスは、スタッフ同士で協力し合い、アクティビティなどの知的活動を通じて、いかに利用者の方に楽しんでいただけるかを学びました。
どちらの役割も好きだったのですが、高齢者の方一日の生活を支援したいと思い、老人介護施設を選びました。

介護職に就いて実感したこと、苦労したことは何ですか?

私の所属しているチームは一日6人体制で、14名のお客様を24時間お世話しています。そのため、スタッフ同士のコミュニケーションがとても大切になってきます。
日勤のスタッフが夜勤のスタッフへ報告をしたり、ナースコールがたくさんなって忙しい時は助け合ったり、チームみんなで連携しなければ成立しません。
チーム力があれば、より良いサービスに繋がるものだと思っています。

印象的なエピソードはありますか?

認知症を抱えていらっしゃる高齢者の方は、バイオリズムがあり、特にはじめは、戸惑いを感じ混乱します。安全に、安心してもらうにはどうすべきか、悩みながらも寄り添います。急に、いつも怒ってばかりの方が「ありがとう」と言ってくれるようなことがあるんです。長い時間がかかりますが、お互いに苦労した時期を乗り越えて今があると思うと、感慨深いものがあります。

介護職のやりがいを教えてください。

今まで様々な仕事に携わってきましたが、こんなに感謝される仕事はありません。やはり、自分がやってきたことが認められるのは、誰しも嬉しいですよね。自分の行動が、良くも悪くも自分自身に返ってくるので、責任は重大です。
しかし、間近でお客様と接していて「ありがとう」と言われると、苦労して考えてきたことも、間違いではなかったんだとやりがいを感じられます。

今後の目標はなんですか?

今は現場だけでなく、スタッフのマネジメントの仕事もおもしろいです。介護リーダーとして、素敵なスタッフを育てていけたらいいなと思っています。正直、ここまで長く介護職を続けるとは思っていませんでした。でも続けられたのは、介護職は答えのない仕事だから。今回はこんなやり方をしたからうまくいった、でもまた次に同じことをしてもうまくいかない。正解、不正解がない仕事だからこそ、どこまでもつきつめられる。そしてやりがいもひとしおなんです。
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