介護職の転職で使える「自己分析」4つのチェック項目

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職場選びにおいても、面接での自己PRにおいても、介護の転職では「自分を知っていること」が最初の一歩です。 なぜ介護職の転職に自己分析が必要なのか、そして効果的な自己分析のためのチェック項目4つをご紹介します。

介護の職場選びに役立つ

自己分析をすることによってあなたの得意・不得意や、介護観を整理できると、職場選びがよりスムーズになります。

例えばあなたの介護観を振り返ると、「要介護度の高い方に対する介護業務の基礎を身に付けたい」「よりニーズの多い分野で社会貢献したい」のであれば、特別養護老人ホームが環境として相応しいかもしれません。あるいは同じデイサービス志望でも、「介護予防に特化して自立支援を助けたい」という思いがあれば運動特化型のデイサービスが合っているかもしれません。

面接で有利

自分を効果的にアピールするには、まずは自分自身のことをよく知っていなければなりません。 自分の良い部分だけでなく、「短所や苦手なこと」を自覚していることが大切です。

自分のネガティブな情報を隠そうとせずに、「今後このように克服したい」あるいは「周囲の協力が必要」といった情報を明確に伝えることで、採用担当者は「あなたが職場で働くイメージ」を具体的に描くことができますし、同時に「自分を客観視できる人材」だと信用されます。

「自分がどのような介護職員か」を分析する

自己分析では、まず自分のパーソナリティや、介護職員としての自分の個性を振り返ります。 これらの情報により、採用担当者は「どのような分野で即戦力として活躍できるのか」あるいは「既存メンバーとの補完バランス」を判断します。

まずは自己分析の基礎。自分の性格について振返りましょう。
「誰とでも仲良くなれる」「ムードメーカー的存在」といった性格は長所としてアピールしやすいですね。
一方で、短所も裏返しのアピールポイントになることをご存知ですか？例えば、自覚している性格が「1つのことにこだわり過ぎてしまう」であれば、裏返せば「集中力が高く、1つ1つの仕事を納得いくまで完遂できる」とも言えます。
予め自己分析しておくことで、ネガティブな質問もアピールポイントに置き換えて回答できます。

あなたがどのような介護観を持っている介護職員さんなのかを分析しましょう。介護の仕事の中で大切にしていることや、利用者にどのようになってほしいと思っているか？を書き出してみることです。普段はなかなか自分の思いを言葉にすることがないと思いますので、この機会に取り組んでみましょう。

また、職場の介護職員さんや周囲の人から「どのように見られているか？」という客観的な視点も大切です。あらためて直接聞いたり、日頃言われていることを振返ってみましょう。

得意な仕事は＝成功経験から、苦手な仕事は＝失敗経験からひも解くことができます。 あなたのこれまでの介護職経験の中で、印象に残っている成功と失敗の出来事を書き出してみましょう。

例えば「行事の準備が間に合わなかった」という経験があれば、なぜうまくいかなかったのかを掘り下げてみると、「仕事の段取りをつけて行動することが苦手」という自分の課題（苦手なこと）が見えてきます。

また、苦手な仕事も「克服する努力をしているかどうか」で評価が変わります。「報連相ができてないと言われるが、問題を抱え込まないよう、上長に報告相談し、改善している」といった前向きな姿勢を面接でアピールできるとなお良いですね。

「今後どのような介護をしていきたいか」を分析する

これまでの自己分析に取り組むと、おのずと「今後やりたい介護（現在の職場では無理でも、新しい職場でなら実現できる介護）」が見えてきます。
志望先の介護方針が「自分の介護観と合っている」あるいは「自分の得意分野を活かせる環境である」といった明確な志望動機を創ることができるのです。面接でしっかりアピールし、更により詳しい話を聞いて動機形成を深めていきましょう。

介護職netコラムについて介護職netコラムでは、介護職netに掲載している求人情報からの情報と、編集部が集めた情報を元に記事を作成しています。

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