介護職員の採用で、人事担当者はあなたのどのようなところをチェックしていると思いますか?人気求人への応募で選ばれるには、おさえるべき人事担当者のツボがあります。 人事担当者の立場に立てば見えてくる「意外と見られているポイント」をご紹介します。
履歴書の第一印象は顔写真で決まる!
履歴書や職務経歴書はその記入内容が何よりも重要ですが、今回は最初に目に入る顔写真と文字が第一印象を決めるということをご紹介します。
顔写真や文字からも人柄は見られている
履歴書の顔写真は意外と採用担当者に見られています。他の候補者と比較された際に身だしなみが雑であったり表情が暗いという理由で不採用になってしまうケースは少なくありません。更に、セルフ撮影やスピード写真よりも写真館などでプロのカメラマンに撮影してもらう方が格段に印象の良い写真になりますよ。
また、文字は自覚する以上に人柄を表すものです。丁寧に落ち着いて書くようにしましょう。
何気ない行動に気を配るべし。
施設見学や面接で訪問した際のふとした態度から、社会人の基本が身に付いているかや介護職員の適性が見られています。
あいさつができる人物か
あいさつはすべての基本です。誰にでも明るく挨拶ができるかがしっかり見られていますので、積極的に挨拶をしましょう。
会話のキャッチボールができるか
介護の仕事は、利用者との関わりはもちろん、職員同士の連携、家族対応、そして外部関係者や地域の人達…と、様々な人と関わる場面があるためコミュニケーション力が重視されます。
面接では相手の目を見て話をし、面接官の質問の意図をくみ取った回答を心掛けましょう。
自分と志望先の相性をアピールしましょう。
面接ではよく「なんでこの施設(会社)を志望するのか?」を聞かれますね。この質問ではどれだけ施設(会社)の特性を理解しているかや本気で志望しているかを見ています。事前にホームページなどで下調べをして、あなたと志望先の相性を自分なりに整理しておくことがポイント。特に、特色の出やすい「介護の方針」について、「あなたのやりたい介護とマッチしているか」を伝えられると良いでしょう。
施設(会社)のことをよく理解していることが伝われば「ミスマッチはないだろう」という安心感を与えます。それに、採用担当者も1人の人間です。自社のことをよく知ってくれていると嬉しいものですよね。
意欲と将来像は自分の言葉で
採用担当者の立場に立ってみれば、「意欲を持って」「長く働き続けてくれる」介護職員と出会いたいというのが最大の願いです。
意欲は情熱をもって
意欲を伝えるとなると構えてしまいがちですが、仕事に対するあなたの「率直な思い」を飾らずに伝えるのが一番です。介護職員の適性は、「ご高齢者と接するのが好き」「介護の仕事がやりたい」という情熱を持っていることですから。上手く言えなくても問題ありません。介護の道を選んだ時の初心に返って情熱を伝えましょう。
将来どうなりたいか
当然ながら、すぐに辞めても構わないと思っている採用担当者はいません。結婚や出産というライフイベントを経て、長い目でスキルアップしてほしいと願っています。人生設計やこんな介護職員になりたいというビジョンをなるべく具体的に伝えるようにしましょう。
質問は積極的に!
ただし、給与や福利厚生だけに偏り過ぎない
質問することはとても効果的です。意欲や積極性があるという印象を与えます。ただし質問内容には気を配りましょう。あまりに給与や福利厚生のことばかり聞くと、「気になるのはそこばっかりなの?うちの施設で介護がしたいんじゃなかったの?」と誤解を与えかねません。
しかしながら、長く働きたいと思う人にとって働く環境や雇用条件、昇給制度などは必ず事前に確認すべき大切なこと。不明点は面接の後日に確認するというのも手ですし、人材紹介サービスなどを利用している場合はキャリアコンサルタントを通して確認してもらうと差し障りがなく安心です。
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