長く続けられる職場へ！各自治体の取り組み

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人手不足が続く介護業界では、新しい人材の確保と同時に、離職率をおさえることも重要です。そこで今回は、自治体が取り組んでいる職員の定着率をあげる取り組みをご紹介します。

介護職員の資格や能力等に応じた給与体系を整備するため、「埼玉県介護職員モデル給与表」を作成。資格や能力に応じた給与体系が整備されていない施設に導入を促す。

介護職員に対して感謝や応援の気持ちを表わした「コバトン・ハートフルメッセージ」をHPで募集。受け付けたメッセージに基づき職員や事業所への表彰を行う。

平成28年2月に、「介護の魅力PR隊任命式、介護職員・介護事業所表彰式」を実施。介護職員の確保・定着のために優れた取組を行った4事業所、介護職員の定着率向上に成果を上げた4事業所及びコバトン・ハートフルメッセージが寄せられた優良事例の2名、5事業所が表彰された。あわせて、勤続10年・20年の介護職員等約1,500人を表彰し、4名が代表して表彰状を受け取った。

メンタルヘルス相談事業の実施や、職場改善に関する管理職研修を実施するなど、辞めない環境づくりを促す。

介護職員の資質向上とキャリアアップのための研修を実施。長期スパンで人材を育成し、定着率の向上を目指す。

特別養護老人ホームには入れない待機者が300人近くいる現状を打開するため、夜勤手当を補助する方針が固まった。特別養護老人ホームの職員を確保し、定着率を上げることがねらい。

育児・介護休業制度を整備し、継続して勤務できる体制を構築する。

キャリアパス制度の導入や研修・資格取得への助成、キャリア段位制度の導入を行い、キャリアアップができる環境をつくり、介護職員の定着を図る。

≪参考URL≫
・介護職員しっかり応援プロジェクト（埼玉県）
・川崎市における介護人材確保・定着の取組概要（川崎市）
・介護職の夜勤手当補助　飛騨市、人手不足解消へ方針（中日新聞）
・山形県介護職員サポートプログラム（山形県）

介護職netコラムについて介護職netコラムでは、介護職netに掲載している求人情報からの情報と、編集部が集めた情報を元に記事を作成しています。

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