介護の仕事お悩み相談「傷つけない後輩指導」

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介護の仕事お悩み相談「傷つけない後輩指導」

14年の介護キャリア、100箇所以上の様々な施設を知る藤井寿和さんが「介護の現場で長く楽しく働くヒケツ」をアドバイスするシリーズ。
今回は、後輩指導に気疲れしてしまう、青い空さんからの相談です。

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傷つけないように指導するのに気疲れしてしまう。

訪問介護のサービス提供責任者をしています。
毎月、勤務表作成やスタッフの調整に追われて余裕がない中、利用者や家族からの苦情を職員にどう伝えるか、日々悩んでいます。 スタッフにより、性格もさまざまなので、同じ伝え方をしても、「次から気を付けます」と前向きにとらえる人、思い込みで辞めたいくらい落ち込む人。場合によっては、攻撃してくる人もいて、いつも気疲れしています。 傷つけてやる気を落としたりしないように指導するにはどうしたらいいでしょうか。
(青い空/35〜39歳/女性/デイサービス・訪問介護・老人保健施設/介護職暦7年以上)

サービス提供責任者と後輩指導、大変ですね。

サービス提供責任者の仕事は、急な派遣依頼や、ヘルパーさんの急な欠勤、様々な緊急事態の連続で、本当に大変ですよね。そんな中で、利用者側の苦情を職員に伝えたり、指導をすることは、とても神経を使うと思います。

苦情を受けたときは、まず両者から事実確認を

まず大切なのは、苦情などがあったときの事実確認の方法必ず両者(利用者側と、職員側)から聞き取り、問題点はどこだったのか、対応策はどうするのかをきちんと判断することです。一方的に注意するのではなく、まずはスタッフの言い分をじっくり聞いてあげることが大切です。

真摯な気持ちで、等身大の言葉で伝えること

「スタッフを傷つけないように指導するには」ですが、青い空さんのおっしゃる通り、スタッフは一人ひとり性格も違えば受け取り方も違います。繊細ですよね。
私の経験測からアドバイスを申し上げると、本意を伝えるには、相手のスタッフのことを大切に思っていること人格を否定しないこと、そして真剣に話をすること、この3つを意識しながら、自分らしく等身大の言葉で話をすると、きっと伝わると思いますよ。

青い空さんは、とてもスタッフを大切にしているようですので、自信をもってぶつかってください。

プロフィール画像 プロフィール

藤井 寿和 (合同会社福祉クリエーションジャパン代表)福祉業界に「つながり」をクリエイトするをコンセプトに、介護の現場と異業種をつなぎ、介護サービスの向上のための様々な事業を手掛ける。 社会参加型デイサービス 運営サポート/レクリエーション介護士 公認講師(東日本エリア)

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