「Win-Winのサイクルを促すサポートを。」(介護男子 エントリーNo.14/インタビュー)

介護男子グランプリ 「Win-Winのサイクルを促すサポートを。」

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エントリーNo.14 森 勝さん(40歳)
出身:北海道 勤務:ちーむしえんあどぼかしー/team shien

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介護の仕事をはじめたきっかけは?

 ハローワークの就労支援で初任者研修を受講したのがきっかけです。取得後すぐに働きたかったのですが、新人でしかも中年男性なので、この事業所に出会うまでは苦戦しましたね。ただ、実際に仕事をしてみると「男性の方が安心するわ」と言ってくださる女性利用者もいて、男性ケアワーカーも十分に必要とされていると感じました。
 現在は訪問介護事業所の所長管理者として、ヘルパーの仕事指導や日程管理のほか、ケアマネジャーや事業所の方々と連携して、ヘルパーから収集した現場の声を細やかにケアプランに反映してもらうなど、ソーシャルワーク的な要素を持った仕事もしています。

介護のどんなところにやりがいを感じますか?

 今まで困難だったサービスが、自分の提案や相談によって、関わる人全員にとって良い方向に変わっていく瞬間ですね。
 例えば、今まで入浴を拒否されていた利用者さんが入っていただけるようになる。一見地味に思えますが、これによって、本人も衛生が保てるようになり、ヘルパーも楽になる、そして事業者の売上にもなる。皆にとって良いこと尽くめなんです。
 情報共有や一つの判断によって、少しずつWin-Winの関係に切り替わっていくような瞬間をサポートできるととても嬉しいです。

介護への熱い想いをどうぞ!

 所長管理者は、ヘルパーの目線に加えて経営的な観点も必要です。売上が無く事業所が潰れれば、利用者の迷惑にもなりかねないので、安定的に運用するための施策も講じます。ドライに聞こえるかもしれませんが、どんなビジネスも、熱い想いだけでは成立しない現実的な側面があり、それは介護も同じだと思います。そういう意味で、他業種を経験したからこそ身に付いた“物事を俯瞰して見る力”を活かせてよかったと思っています。
 今後も、事業所経営を軸に、実務的なサポートや相談によって、周囲の人達が、より良いWin-Winのサイクルで回っていけるような、良い意味での政治家のような働きを意欲的にやっていきたいと思っています。

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「介護男子グランプリ2015」特設ページはこちら

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