介護の仕事をはじめたきっかけは?
この道を選んだ理由は、就職支援のイベントで適職診断をしたら、“福祉介護”が一番に出たからなんです。
大学の経済学部を卒業した後、就職難もあって思うように就職できずに1年半フラフラしてた頃でした。当時は何したらいいかわからなかったし、自分はおばあちゃん子なので、向いているかもなと。
「思いっきり介護やりたい!」というのが入口じゃないんで、心苦しかったんですけどね。面接を受けたら、「明日からでも来て!」と歓迎してくれたんです。じゃあ頑張ってみようと思って。
社会人経験もなく最初は不安でしたけど、職員の皆さんが支え、鍛えてくださって、良い職場に恵まれてありがたいです。
介護のどんなところにやりがいを感じますか?
笑いはすごく大事にしています。皆さんに「一日一笑い」はしてもらおうと、特にレクリエーションは頑張ってます。普段はおとなしい方ですが、ステージ上では綾小路きみまろさんばりにハイテンション。周りの職員には疲れない?なんて言われますが(笑)皆さん喜んでくれるので嬉しいんです。
常勤の男性職員は一人というのもあって、皆さん家族のように接してくれますが、どうしても合わないという方もいらっしゃいます。100回中99回は話しかけても無視、お手洗いの補助をすると何するんだと手が飛んできます。でもほんの偶にニコっとしてくれたり、返事をくれるんです。2年半で初めて名前を言ってくれた時は、いやあ嬉しかったですね。そういう1%の奇跡の瞬間があると嬉しくて、辛いことがあっても頑張ってやっていこうって思いますね。
介護への熱い想いをどうぞ!
紹介予定派遣のパートからスタートしたこの仕事も、もうすぐ3年経ちます。今年の1月に正社員登用になって、4月には生活相談員を任されました。
役職をつけてもらうと責任感が増します。今はしっかり生活相談員の仕事ができるように、社会福祉主事の資格取得に向けて勉強しています。
目指しているのは、職場の管理者の先輩。その背中に少しでもおいつきたいと、日々勉強させてもらっています。
お世話になっているこの職場に少しでも貢献できるように、知識も経験も身に付けてステップアップしていきたいなと思っています。
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